2016年12月8日木曜日

赤本の利用法について ~田村AAの場合~

こんにちは。アシスタントとアドバイザーの田村です!
今回は赤本について書きたいと思います。




まず全員に言えることは、高3生でまだ第一志望の赤本を解いたことがない人は今すぐ解くようにしてください。
自分の第一志望の大学の問題傾向や難易度を知っておくことがものすごく重要です。
本番までに、最低でも直近5年分はやりましょう。たまに、赤本は受験前の最後の仕上げだと思っている人がいますが、この時期から解くようにしてください。


赤本は弱点を教えてくれるツールです。この時期で、合格最低点に届く人はあまりいません。自分もそうでした。点数を気にするよりも、自分の課題、弱点を見つけ、それをつぶしていくことを心がけてみてください。

例えば英語の場合、語彙力が不足している、文法があやふやで構文が理解できない、英作文が出題されていたが対策不足、などの自分の弱点が、実際の過去問を解くことによって明らかになるはずです。
英語長文は文構造を完全に説明できるようになるくらいまで復習し、音読してみてください。



また、これもありがちなのですが、直前期にかけて赤本のみを解き続けるのは良くないです。過去問演習のみに偏ることなく、単語や熟語などの基礎知識の確認、今まで取り組んできたテキストの復習などにもう1度立ち返ってみることをオススメします。




ここからは文系生徒向けの話です。
何人かの生徒には既に話していますが、日本史世界史は1年分の問題を一度にやる必要はないそうです。
自分が受験生だった時に、河合塾の日本史の講師から、「常に年単位で時間をかけてやるのではなく、今自分が重点的に学習している時代や分野などにターゲットを絞って、大問単位で色々な赤本からピックアップしてやる方法」を強く勧められました。
実際に、それまで毎回1年ずつ解いていたのをやめてこの方法に変えるたところ、12月から直前期にかけて日本史の成績が大きく伸びました。
成績が伸び悩んでると感じる人はぜひ参考にしてみてください。



最後まであきらめずに、ぎりぎりまで勉強を続けましょう。